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2025年9月27日 (土)道場稽古163
こんにちは!
本日は1部・2部集まってのお祭り練習でした。
残念ながら全員集合とはなりませんでしたが久々の合同練習。
来週の本番に向けて何とかカタチになったかな。
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・お祭り合同練習
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
本日の早練は3人まとめて。
神戸市で打つ平安二段でした。
一人ずつ修正し最後は3人で。
・引き手の取り方
・手首の曲がり
・猫足立ちの軸
・拳の握り
・技の強さ
それぞれ課題は異なりますが、マンツーマンタイムで指摘されたことを忘れないように。
道場練や家練で思い出しながら頑張ってね。
今年バンビ生も大会に挑戦する生徒が増えてきました。
これは予想していなかったことでとても嬉しい!
少しでもチカラがつくよう、私も早練でバックアップします。
今日のYちゃん、とても形がよくなってた。
修交会では緊張のあまり打ち急ぎ、本来のチカラを発揮出来ませんでしたが今日の平安二段だと大丈夫!
【ウォーミングアップ】
アップの内容もちょっとずつですが空手の要素を高めています。
この時間帯で心がけてほしいことは、
①反応の速さ
②一歩目の速さ
③バネ
いつものジャンプ系・組手ステップに加え、この日は半回転ダッシュや敏捷性を高めるステップをメニューに入れました。
敏捷性を上げるにはラダートレが有効ですので大会明けにちょっと多めに時間を割いてみても良いかも知れませんね。
スポンジのように何でも吸収する時期ですしラダートレ取り入れようかな。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・V字プランク・プランクで303分経過しました。
新入会のKちゃん。ちっちゃい身体でV字プランクを頑張ってました。
観ていて癒しの時間です。
バンビ生たち、まだまだ筋力がありませんので長く耐え忍ぶことが出来ませんが、体勢崩れても直ぐにリカバリーしてほしいかな。
頑張りは全部自分の身体に返ってくるので。
いっぱい頑張ればそれだけチカラになって返ってくるよ。
【固定式基本】
良い感じに修正出来た正面蹴り。
隣の子とペアを組み、自分の前で「亀」になってもらうことに。
抱え足と引き足。
これまで以上に意識してやらないと、蹴っ飛ばしてしまいます。
蹴ってはいけない意識が高まると案外蹴らないもんです。
膝をしっかりと高く抱え込んで正面蹴りが出来ていました。
これは大成功だった。
四股立ちの姿勢を覚えるために、壁を使って稽古してみました。
踵・お尻・背中
この3つを壁に当て四股立ちの姿勢を矯正。
身体が感覚を覚えているうちに四股立ち突きを行いました。
結構長めに。
50本は続けたかな。
いつも言ってることですが、空手の稽古は毎回同じことの繰り返し。
何度も何度も繰り返すことでキレや技の強さが上がります。
そして何よりも忍耐力が芽生えます。
しんどくてもグッと歯を食いしばって続けられる忍耐力。
ゆり空手でこれを学んでほしいと思います。
今年は退会した生徒が多い年ですが、簡単には辞めないでほしい。
基本稽古はやってて同じことの繰り返しだし、しんどいはずだけどこれを愚直に続けられる人は、まず心が強くなる。
黒帯を締めるその日まで、しんどい稽古を続けること。
その頃には自分に自信が持てる人になっていると思います。
続けた人にしか見えない景色があるはず。
【お祭り練習】
舞台の上に30名の生徒が上がりました。
3列で並んでみましたが、基本稽古を披露するにはギリギリいっぱいってとこかな。
基本から形に移り、今回の新しい取組みとして組手の打ち込みを披露します。
なんやかんやとやってるうちに、あっという間に1時間経過。
後半まで全く時計を見ていなかった。
最後は駆け足ぎみになったけで高学年だしきっと大丈夫だと思います。
・リーダーは一定のリズムで形を打つ
・リーダーを目線で追いながら形を打つ
・締めくくりは2拍あける
上手いとか下手とかじゃなく、観客の皆さんに観てほしいのは元気の良さ!
当日は楽しみながらね!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
唯一お尻歩きを。
肩はそのままに骨盤だけを自在に操れるようになること。
形をもう一段階高いレベルに引き上げるには、最低限これが出来ないと。
【体幹トレーニング】
レッグレイズ・足刀蹴り・プランクで442分経過しました。
足刀蹴りは押し込みの強さに加え、引きつける強さも必要です。
両足を同時に強く使って。
もちろん体幹トレなので軸を使ってビタ止まりで。
【固定式基本】
四股立ち突き・斜角突きで下半身強化。
いつもよりもさらに、四股立ちの強化。
軸が折れないこと。
肩甲骨を寄せ、美しいラインを見せる。
どうしてもお尻を強調すると前傾してしまう生徒がいるので、今日はお尻を出さずに。
斜角突きも斜めに前屈立ち逆突き・正面に四股立ち突きです。
腰のキレを使ってシャープに切り返すことが目的。
また頭の高さをかえずに行いますので、これも下半身がしんどいはず。
最後は猫足立ち手刀受け / 正面蹴り
猫足立ちは鼠径部を締める意識を忘れずに。
あらゆる形に猫足立ちや四股立ちは出てきますので、基本稽古をきっちりやり切ろう。
【形】
神戸市組と出ない組に分かれての形練。
大会が近づいてきますと、このようにグループ分け。
大会が近くなってきますと、私は大会組に指導する時間を割きます。
手厚い指導でバックアップすることで入賞者を増やしたい。
子供って良くも悪くも単純で、ひとつの勝ち、ひとつの入賞で空手道への取り組みが劇的に変化するから。
そんな生徒を一人でも二人でも増やし活気あふれる道場にしたい。
横柄にならないよう注意が必要ですが、自分に自信をつけさす事はとても大事なこと。
その意味で、決して差別はしませんが区別はします。
これはご理解願いたいところです。
気になったことをひとつ。
いつも言ってることのリピートになりますが、形練に意味を自分で見出すこと。
自分の長所を伸ばす形練に充てるのか、指摘を潰す作業に充てるのか。
はたまた教わったテクニック的要素を強化していくのか。
そのどれもが感じられないような形練をしていてはいけない。
これはどのことを指しているかは本人は分かっていると思う。
稽古前の黙想、何を想ってるか今度聞いてみよか。
【組手】
技の反復練習でした。
これで3週続けてかな。
どちらかと言えば「広く 浅く」の要素が高かったと思いますが、セイエンチンも3週に分けての深堀り。
この組手も同様に技の深堀りに焦点を当てました。
前手で相手の刻み突きを捌いて(バックスステップしながら)逆上でしたが、今日のは応用編でした。
前手で捌いて前手で返す練習でした。
しかも互いの前拳が触れ合う近距離。
刻み突きを放つ方は、ポイントを獲りに行くつもりで本気の寸止めフルスピードです。
この緊張感の中で真剣にやっておかないと、試合で活かせないし何よりもケガに繋がります。
今日もケガ人なしでやり切りましたが、気を抜くとリスクが高まります。
ケガしてもダメだし、もちろんさせてもいけません。
近間を想定しての練習でしたので「下がって捌くか」「その位置で捌くか」
これはやってる選手がその場で一瞬で判断しないといけません。
差し込まれたらバックステップ。
前で落とせると判断したら引き込む必要はありません。
一瞬の判断力と、それが出来るだけの瞬発力。
小さい頃から鍛えてきた敏捷性や瞬発力がここにきて求められる組手になってきています。
”臨機応変”
これから必要になる能力です。
後半は、刻みで取るパターンと逆上で取るパターンを交互に行いました。
どっちでも咄嗟の判断で出せるようにする練習でした。
最後の5分間は中段の差し合いをして稽古を終えました。
さあ!
来週はいよいよお祭り本番!
雨降りませんように。
令和7年度 第2回公認県組手審判員更新審査会
こんにちは!
県組手審判員更新審査会が常盤アリーナで開催されました。
今年が更新年。
新規の受講生に混じって朝9時スタートで終わったのは16時30分。
1日がかりです。
大会でお見掛けする方がチラホラ。
毎年マイナーチェンジするWKFルール。
変更点を中心に午前中はがっつり座学。
机もイスも無い床にべた座り、、
いつも思うんだがこれ何とかならんかな、、
新規受講者は学科試験があり、出題される範囲を中心に座学が進んでいきます。
私は更新なので学科免除。
でもせっかくなのでノートで書き込みしてました。
昼食を挟んで午後からは実技に移りました。
まずは全員でジェスチャー練習。
普段なかなかお目にかからない10セカンド。
大会会場でどこからか「ドクター!」って呼んでるアレ。
まともに技が入って立ち上がれない状況のケースです。
そのあたりを入念に練習したり、「分かれて・続けて」
主審の合図を無視して攻撃した時の一連のジェスチャーだったり、あらゆる反則ジェスチャーを練習でした。
その後は、班ごとに副審と主審の練習。
これは新規だけで私は行いませんでした。
ランダムに旗を挙げてもらい、主審が正しい判断が出来ているかのチェック?です。
この時間帯は練習なので間違っていても大丈夫。
いろいろ指摘してもらってた方が良いかな。
20名前後いた新規受講者がひと通り終えた後、スタンバイしていた姫路工業高校の生徒がお手伝いに来てくれました。
実際に試合形式してもらい実戦練習。
これは10名近くいた更新者も含めて行うことに。
無難にこなせたかな。
8月の修交会で審判していましたので、まだ感覚が残っていました。
大会がある時はなるべくやっといた方が良いのは間違いないところです。
主審・副審・監査とそれぞれ役割が違いますが、反省点がそれぞれ少しずつありました。
主審ではポジショニング。
「選手の動きを見ながら次の予測をして先回り」こんなアドバイスをいただきました。
実際、副審と被ってしまうシーンがありました。
もうひとつコールが早いこと。
発声は問題なさそうでしたが、コールにもう少しだけ間をおくようにとご指導いただきました。
副審では突き技による一本。
倒れた選手に間髪いれずに極めた突きで旗を挙げましたが、
「あれは極まってないよ」・「拳先よく見なアカンで」
片手で掴んだ瞬間に放つ足払い・倒れた相手への突き
この流れがあまりにキレイ過ぎて勢いで旗を挙げてしまいましたが、突きが浅かったとのことでした。
監査の方は、、
主審の役割を終えたあとに監査を行いましたが、役割を終えた感があったのか気が緩んでしまいました。
一度ならず二度までも、、
反省の意味を込めて記しておくと、
「あとしばらく」と「試合終了」の勘違いでした。
記計係りが鳴らすブザーの回数が変更になっていて、頭が混乱してしまいました。
ダサすぎる。
もうひとつ「先取取り消し」の勘違い。
残り15秒を切っている時間帯でリードしている選手の反則。
ここで先取取り消しになり、副審による旗判定。
主審がこのコールをしたタイミングで、誤って「先取」の存在を知らせてしまいました。
しかも笛まで吹いて、、
大事な更新試験の場で、主審の先生に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。
何してくれんねん!
普通ならこんな気持ちになると思いますが私のお尻をポンと叩いて、
「気にせんでええよ!」
寛大な心でそう言ってくださいました。
申し訳ございませんでした。
本審査です。
もう年のせいか何なのか分かりませんが普段緊張することもめっきり減りましたが、この瞬間ばかりは緊張するんじゃないかなと思っていました。
思ってはいたものの自分の番は2番目だったので結局緊張する暇も無く終わってしまいました。
グルっと副審もこなせた感じです。
会えば気さくに話かけてくれるT先生。
今回の審判講習会にも運営の方で参加されていて11月、三木市の大会に審判員としてお声かけしていただきました。
経験を積みたいし願っても無いチャンスだったのですが、その日は大阪で用事が入っていたので泣く泣く断念。
次の機会があればと連絡先も交換させていただきました。
次は形を目指そうかなぁ。
2025年9月20日 (土)道場稽古162
こんにちは!
修交会大会も終え、次は新入会の生徒とともに早練で土曜空手がスタート。
道場指導形を覚えられると稽古が益々楽しくなると思うのでマンツーマンタイム導入しました。
神戸市大会が近いので、その時はまた大会組で固めます。
(体験問合せがありましたらゴメン!)
もう一つ、一般Eさんが夏の審査に合格したこともあり、一回空けて次はいよいよ段審査。
是非納得の一本を仕立ててもらいたく、田中家の黒帯をたくさん持参しました。
帯にも幅や素材、厚みに違いがあったり刺繍の雰囲気もメーカーによって書体に特徴があったりです。
刺繍色や肌触り、締めた感触は実際に手に取ってみないと分からない部分がありますので、拘りの一本を仕立てられるよう持参することにしました。
仕立てもそれなりに時間を要するので早め早めに練りだしといた方が良いしね。
-バンビクラス-
00・早練
01・ウォーミングアップ
02・体幹トレ
03・固定式基本
04・形
05・組手
-モンキークラス-
06・ルーティーントレ
07・体幹トレ
08・固定式基本
09・形
10・組手
【早練】
入会してまだ日の浅い2年生I君と年長Yちゃん。
それに本日正式入会した年少Kちゃん。
道場史上、最年少3歳ちゃん。
いつも道場に来て人懐っこくて可愛い女の子です。
お兄ちゃんお姉ちゃんに混じって楽しく全身運動してるだけで十分オッケー!
道場でずっと稽古してた四の形と十二の形、順番覚えてた!
順番さえ覚えれば、いっこずつ修正していこうと思う。
急いでいっぱい詰め込み過ぎるとパンクしてしまうとダメなので、いっこずつね。
11月の垂水区も出場すると決めたので10月夜練や土曜練で、しっかりと良い準備積んでいこうと思います。
【ウォーミングアップ】
チビちゃん達がワイワイと楽しそうに飛び跳ねてるこの時間が大好きです。
ホントに楽しそうに空手を始めてくれてる。
最近ではちょっとずつ、空手の動きを増やしています。
気づいてたかな?
組手ステップやジャンプ、下半身鍛えて動ける身体作りしています。
みんな大好きな仰向け(うつ伏せ)ダッシュ。
遊びの中でもしっかり競争心も芽生えてるし、こうやって反射神経鍛えてます。
隣の子よりも速く!
上手い具合に競い合ってて2部に上がった時の組手が楽しみに感じます。
何でもそうだと思いますが負けず嫌いって気持ち大事やしね。
【体幹トレーニング】
バックフルアップ・サイドプランク・プランクでとうとう300分経過!
なんと通算5時間。
チビちゃんのうちから、これだけやってる道場あるかな?
天性のものを持ってる人なんて稀。
ほとんどの人はそうじゃないので愚直に続けて鍛えるしか無いんよね。
【固定式基本】
下半身強化月間とでも言おうか。
・四股立ち突き
・屈伸正面蹴り
・前屈立ち2連突き
技術も大事だけど、それよりも強い気持ちでしんどい稽古を乗り切る根性。
続けることの大切さ。
やり切った後の達成感をゆり空手で感じてほしいと思ってます。
【形】
バンビ空手も形の稽古らしくなってきた。
幼児でも理解出来そうな言葉を選びながら形練しています。
言葉の意味が理解出来ると動きがピリッとしてくる。
仮想の敵と戦ってるイメージ。
後ろから敵が攻撃してきたら、素早く回って中段横受け。
間髪いれずに攻撃技。
バンビ達の成長を感じます。
一生懸命頑張ってます。
【組手】
時間配分が上手くはまり60分の稽古の中で、基本やって形やって、組手の時間まで確保出来ました。
先週、形見送って組手に振ったこともあり、感覚を忘れてほしくありませんでした。
一列に並んでブザーに合わせて刻み突き。
突き・足の踏み込み・気合い
この3点セットを忘れずに答えられた生徒がいてました。
どうするか頭で整理出来たら、慌てずゆっくりと身体に落とし込みます。
スローな動作から始め徐々にスピードを上げていき最後はミットめがけて突き!
両手にミットをはめて2人ずつ受けます。
号令に合わせて隣よりも速く!
最後の方は、競争心を煽りながら突きの稽古でした。
ちょっとずつ新しいことが増えてきたバンビ空手。
刺激があって楽しいんじゃないかな!
(つづく)
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
久々のお尻歩き。
腰のキレがまだまだ物足りない部分もあるので、身体の使い方をこの時間で掴んでおきます。
両肩はそのままで左右の腰を切る感覚を養います。
【体幹トレーニング】
これも久々のレッグレイズ・足刀蹴り・プランクで439分経過しました。
足刀蹴りは引きつけるチカラ、腸腰筋が無いとキレが生まれません。
クルルンファや泊バッサイで足刀蹴りが登場しますので、来るべき日に備えておこう。
やってることは形に繋がるように練っています。
信じてついてきてね。
【固定式基本】
バンビタイムとほぼ同じメニューだったかな。
四股立ち、屈伸正面蹴りなんかでした。
四股立ちにもスタンスがあって、どの程度足を広げるか一人ひとりが理解していないとダメ。
広げれば良いってもんじゃないよ。
横から見て身体がくの字に折れる生徒。
いつも指摘されてる生徒。
ここはホントに注意してほしい。
それだと意識が足りないかな。
お尻を出すことで腰が折れてしまうなら、先に意識してほしいのは背中を壁につける意識。
両手を上に上げてゆさゆさするルーティーンは姿勢を整えるためにやってること。
そこに肩甲骨を寄せて、四股立ちを作ってみてね。
鏡の前で横から自分の姿勢を一度見てみよう。
正面蹴りは屈伸付きで。
抱え足と引き足。
床からそのまま持ち上げるようにしないとダメ。
まだまだ白・オレンジはつま先が下向いてるかな。
スナップ効かせた蹴りを出すには、膝から下を靴飛ばしする感覚を持つようにね。
【形】
毎週書いてる気がするが、稽古に取組む姿勢がホントに良くなった。
集中出来てるし、上達したい気持ちが伝わってくるし良い感じ。
そこそこ強度の高い基本やっても、くらいついてきますのでサクサク進む感じで形の時間を多く取れる。
この日用意したメニューはセイエンチンのスピードアップ。
三戦立ちから四股立ちに入る挙動のスピードの上げ方。
後方に四股立ちを2回繰り返し、前に出て基立ち / 打ち受けの挙動。
この2つの挙動に的を絞って、部分練習をひたすら繰り返しました。
基本に引き続き、形でも良い集中力を見せてくれました。
とにかく指導を理解すること。
よく見て、よく聞いて、自宅に持ち帰る。
自主練で身体に馴染ませ、次の稽古に備える。
最近この意味を理解してくれる生徒が増えてきたように思う。
めっちゃくちゃ真剣に説明聞いてくれるし、一生懸命自主練してくれる。
多分、自分の動きにキレが出だしたのを感じたんだと思う。
ホンマや!って感じで。
三戦立ちから四股立ちの速さ
四股立ちから四股立ちの速さ
四股立ちから基立ちへの速さ
太腿速く動かそうとしても大して速くならない。
どの部分を動かすか、
どこの部位に意識を置くか、
全3回に分けて指導したセイエンチン編。
実際にやってみて自分の動きの変化に楽しくなってきたんじゃないかな。
他にも神戸市組の平安二段を3名のバンビ生と特訓。
平安五段組も特訓でした。
お尻歩きの成果を発揮させる挙動を中心に部分練でした。
大きく肩を動かさず、腰だけ切る感覚。
ここに焦点を当てての平安五段でした。
なにより真剣に形練してくれる生徒が少しずつでも上手くなっていく過程に携われることに幸せを感じる。
もっと練習積んで上達させてあげたいと思う。
【組手】
この日のテーマのひとつ拳固め。
拳立ても同様の目的でやってますが、実際にミットを素手で突かせたかった。
普段寸止め空手やってるせいか突きがペラい。
競技ではそれで良くても、稽古では別。
ミットに「当てる」のでは無く、持ち手の腹にまで伝わる・めり込むような突きの感覚を持ってもらいたかった。
実際に効かす突きを前屈立ちで打ち込みました。
もうひとつは前回と同様のペア練。
相手の刻み突きにバックステップでパーリングして逆上。
下がる → 前に出る
2週に渡りこの練習に時間を割きました。
来週は応用編。
パーリングした前拳で、そのまま刻み突きを練習します。
前で勝負する空手と後の先。
どっちも出来るように繰り返し練習するしかない。
2025年9月16日 (火) 夜練87 @小部中学校
こんにちは!
ここ最近随分と涼しくなってきましたが、残念なことに9月最後の夜練。
10月の抽選もことごとく落選でした。
それだけに一回いっかいの稽古出来る機会を大事にしています。
普段週2で稽古出来るのは決して当たり前じゃない。
稽古出来る環境整えるのも簡単じゃないんよね。
1・体幹トレ
2・移動式基本
3・固定式基本
4・自由形
【体幹トレーニング】
ここ最近は動きを加えた体幹を行っています。
片足逆突きを左右で2分間と片足バランス。
軸を崩さずジンワリと腰を落とせるかがポイント。
何にでも言えることだけど狙いを掴んでやらないと効果出ないよ。
261分経過しました。
【移動式基本】
だだっ広い体育館。
何往復しただろうか。
10人を2列で移動基本でした。
この日は基本オンリーでメニュー組んできた。
始める前に、言葉で意識づけ。
自分に負けて腰を上げない。
何となく基本するんじゃなくてスピードアップ・軸の傾き・タイミング、何かしら意識して技術を上げていくように。
厳しい言葉もかけましたが、やっぱり同じこと指摘されてちゃダメ。
考えが足りないと思う。
自分で課題を潰すつもりで稽古に向き合える人が伸びるんだと思う。
我が生徒にはそこを求めてほしいかな。
基立ち・四股立ち・猫足立ち・後屈立ち
後屈立ちが出来てないかな。
形の中でなら立ち方理解出来るのに、移動基本ってなったら途端に出来なくなる。
正しい立ち方はこれまでに何度も、稽古中にも伝えたはず。
前足の先端と後ろ足踵が縦に一直線上。
縦一直線上に上手く取れていたら、両足の方向を前後ろ切り返すと前屈立ちのカタチになります。
まず頭で覚え言語化出来るまで考える癖をつけてほしい。
本当の意味で頭と身体で覚えたら、人に教えることが出来るから。
【固定式基本】
夜練参加してくれるバンビ生が増えてきましたので、向かい合って稽古する機会が増えてきてます。
土曜練なんかもやってたかな。
ちょっと説明が複雑になってくると、まだ理解することは出来ませんのでお手本を前にしながらの方が覚えやすいかなと思ってそうしました。
ワンチームって感じもして良いしね。
重心の整え方、
突きのスピードの上げ方、
威力の出し方、
このあたりに拘ってひたすら突きました。
ひたすら突いたあとは、ひたすら受け。
各自、癖が残る中段横受けのおさらい、
実際に一人ひとりの顔面に突きを放ち上段揚げ受け、
自分の払い受けで蹴りが捌けるか試してみたり、
円になって基本稽古しました。
この時点で丁度20:00を回った頃。
90分間の基本タイムでした。
【自由形】
この日はKちゃんとR君だけラストまで。
残りの生徒は20時上がりでした。
あと30分なにしよか?
形が大好きなKちゃんだし、こんな時はだいたいが新しい形を覚える時間に充てています。
直近2回のマンツーマンタイムはチャタンヤラクーシャンクー。
長い形なので前後半に分けて。
前半ラストはジャンプのちょい手前、気合いのとこ。
教えてるうちに間違って後半パートに入ってしまい結局最後まで2回程打ちきってしまいました。
詳しくはまた今度ね。
今度って言っても次、20時上がり続出だった時ですが。
この日はR君も合流したので始めからリスタートでした。
私とは向き合って打つので右左よく分からなくなるので、隣のKちゃんのマネしながらもR君熱心についてきます。
Kちゃんよう覚えてるわ。
ゆっくりながらも詰まることなく打つ。
いつの間にか自主練タイムに突入です。
その間、私が隣に立ちR君と前半パートを打つことに。
新しい突き、受け、立ち方ではこんなのが。
前半では、
・髷隠しの構え
・下段落とし構え
・片膝立ち
・下段押え受け
・鉤突き
後半になると、
・龍の舌構え
・回し受け
・二段蹴り
Kちゃん数年後に道場でいろんな形教えてる姿が想像出来ますね。
2025年9月13日 (土)道場稽古161
こんにちは!
随分と涼しくなってきました。
体育館、冷房は稼働しましたが扇風機は無しで最後までいけました。
8月下旬に行われた審査結果の発表を本日行いました。
皆に改めて伝えたこと。
審査結果については自分自身のことだけを気にかけておき、道場から離れたところで審査の話題は出さない・しないこと。
受けたくても受けることが出来なかった人、チカラ及ばず再審査となった人の気持ちを考え、自分自身の結果も含めて話題には出さないようにと伝えています。
そんな気遣いが出来るよう心も成長していってください。
進級した生徒は、次の稽古から新しい帯を締めてきてね。
道場で注文される方いらっしゃいましたら早めに連絡ください。
まとめて発注することで一人あたりの送料安く出来たらと思います。
もうひとつ!
お祭りのアイデアを発表しました。
道場生全員で舞台の上で基本やって、2部生全員でグループ毎に形打って、初めての試みで組手の打込みを披露したいと思います!
去年は想像を上回る多くの人が集まってくださり体育館中が人であふれ返りました。
過去2回、お祭り演武を観て入会してくださった生徒も3名居てますし空手道をアピールする・北区の空手人口を増やす絶好の機会です。
元気いっぱいの姿を見せてくれたら言うこと無し!
-バンビクラス-
0・早練
1・ウォーミングアップ
2・体幹トレ
3・固定式基本
4・組手
-モンキークラス-
5・ルーティーントレ
6・体幹トレ
7・固定式基本
8・形
9・組手
バンビクラス
【早練】
幼児のK君と早練でした。
入会して間もないK君ですが、想像以上のペースで形を覚えていってる。
順調すぎてこっちがビックリするくらいです。
十二の形では誰もが通る初めての壁。
3回突いてからの反時計回りでの270度回転。
ここをつまづくことなくサラリとやってのけました。
まず順番。
とにかく順番が頭に入ればあとはコツコツと練習あるのみ。
いっぺんに詰め込みすぎないよう様子を見ながら小さな壁を乗り越えていきたいと思います。
ええ感じ。
さて来週はI君とYちゃん兄妹。
12:20集合!
【ウォーミングアップ】
組手系の動き多めでした。
みんなに伝えたことは自分の出せるスピードより、あともうちょっと全力だすこと。
限界超えたところからチカラ(スピード)がついてきます。
もうちょい無理して頑張ってね。
強い足首作って、ゴムボールのようなバネ作って、組手が出来る身体にしていこう。
【体幹トレーニング】
今日は動きを加えた体幹と用意してきました。
左右の足で片足立ち。
”かかし” みたいなやつね。
手を広げて抱え足取って60秒ジッとバランスを取る。
身体の真ん中に意識を集中させると思った以上にふらつかないはず。
もうひとつも片足バランス。
片足立ちの体勢から上体をお辞儀させ抱え込んだ足を後ろで伸ばします。
木の枝に止まる鳥のように床をしっかり掴んでみてね。
これで297分経過。
【固定式基本】
今日の基本はしんどかったんとちゃうかな!
いつもと異なる基本ばかりだったことと思います。
突き
中段横受け
上段揚げ受け
下段払い
正面蹴り
ここまではいつもと同じ。
平行立ちとなっての左右正面蹴り。
これも時々やってるかな。
初めての下半身強化タイムに突入することに、、
まず四股立ち突き。
ベストな高さを一人ひとりチェックし、腰をあげないよう指導です。
この状態で四股立ち突き。
何本突いたか数えてませんが50本近く突いたんじゃないかな。
自分に負けて腰を上げないようにアドバイスしましたが分かってくれたかな?
次、平安形に進んだ生徒は分かってると思いますが、改めて前屈立ちの作り方を説明しました。
初めての生徒も半数近くいるので名前と作り方、それと注意するポイントを説明しました。
基立ちよりも、自分の靴一足分を後ろに長く取り、前足の指が上からのぞいて膝で隠れるくらい深く腰を落とします。
前足付け根に、学校のプリント用紙が挟める位に腰を落とし後ろ足をピンと張ります。
この初登場の前屈立ちの状態で腰を上げず、上段突きと中段突きを左右の腕で何本も突きました。
締めくくりは平行立ちから、一度屈伸してからの正面蹴り!
空手に必要な筋肉は固定式や移動基本の中で養っていきます。
土台作りね。
形も組手も下半身がフラフラしていたら、空手にならないのでどっしりとした下半身、体幹トレで強い軸を作っています。
ちょっとずつ!
しんどい稽古も入れていくよ!
歯を食いしばってついてくる生徒が私は大好きです!
みんな頑張れ!
【組手】
久々の組手!
今日は打ち込みを習いました。
早めに道場入りしていたR君に台になってもらい「刻み突き」の打ち込みでした。
大事なポイントは3つのタイミングを合わせること。
1・前拳
2・前足の踏み込み
3・気合い
この3つです。
ほかにもまだありますが、まずはこの3つね。
道場訓にもある「礼に始まり 礼に終わる」
これは、自分一人では決して稽古出来ないよっていう意味ね。
空手を教えてくれる指導者、道場に通わせてくれる両親、自分の技を受けてくれて切磋琢磨出来る仲間が居て始めて空手が出来ます。
この日は自分の技を受けてくれる、お兄ちゃんが打ち込みの台になってくれています。
打ち込みの前に礼、打ち終わった後にも礼。
感謝の気持ちを込めて礼をします。
特にうちの道場では、心の教育をとても大事にしています。
自分が稽古出来るのはいろんな周りの人のサポートがあるからこそ。
心も身体も鍛えていこう!
でもえらかったのは、稽古後のクラス入れ替えの時にちゃんとR君にお礼を言いに行ってたこと!
普段バンビクラスをお手伝いしてくださる、Eさんにもちゃんと「ありがとうございました」って言えてるしね!
バンビのチビちゃんにもちゃんと自分が大事にしてることが根付いてるんだと思うと凄くやりがいを感じます。
みんな心が育ってるよ!
モンキークラス
【ルーティーントレーニング】
拳立てをさらに5秒伸ばしてみました。
板間でやると10秒が限界でしたが15秒出来るようになってた。
効かす突きを放つには強い拳でないといけませんし、拳の握りも重要ですので。
手技の瞬発力、下半身の瞬発力の行いました。
時間をかけすぎずパッと済ませて競技力を高めたいと思います。
【体幹トレーニング】
左右の片足逆突き。
ジワーっと沈んで軸を整え、一気に伸び上がり抱え足とともに片足逆突きしています。
伸びる瞬間に肩が上ずらないこと。
もうひとつは片足バランスです。
抱え足から前傾しながら後方に足を伸ばします。
とにかく1分間、片足でバランスを取る。
どこに重心を乗せたらバランスが安定するか。
これは単純作業の中で、自分で見つけるもの。
すこしずつ考えるチカラもつけてほしいと思う。
これで436分経過しました。
【固定式基本】
これも短時間集中型。
2部生たち、随分成長してきてる。
やる気が凄く伝わってくる。
手を抜かず全力でやり切ってる。
この日はお休みが多く2部生は11人だけでしたので、2列で向かい合っての基本稽古でした。
突き・中段横受け・上段揚げ受け・下段払い・左右正面蹴り
なんとバンビと全く同じでした。
先週行った四股立ち移動。
前 → 後ろ → 前
上半身主導で回るのでは無くて、下半身主導でも無い。
どうすれば素早く切り返せるのか。
この日のテーマでした。
後の形練でモロに出てくる、この身体の使い方。
「意識をどこに置くか」
基本稽古はまずここまで。
このあとが本番(メインテーマ)です。
【形】
セイエンチンの後半戦でした。
おさらいがてら、始めから気合いの挙動まで数回打ち後半戦開始!
接近戦を想定した形ですので、相手に掴まれた時の外し技が2度出てきます。
ここを重点的に分解で説明し、生徒の理解を深めました。
基本稽古やこの形の時間、もの凄い集中力を発揮してくれた道場生たち。
食い入るように説明を聞いてくれるし、理解したい!上達したい!って気持ちが伝わってきてとてもやりがいを感じる。
挙動を理解し、ひと通り形を学んだところで競技力を高める部分練に移りました。
スローな形の中で、一瞬のスピードを発揮させる挙動が全部で4回。
ここで "普通" のスピードで動いても、観ている人の胸に響くものがありません。
今回指導したのは、後ろに下がって四股立ち下段払いする方法。
その日の指導の中で、ここだけはしっかり理解して!って時には、予め伝えるようにしています。
理屈さえ理解出来れば自宅に持ち帰って自主練出来るから。
ホント真面目に聞いてくれた。
それからの部分練。
四股立ちからの四股立ち切り替えし。
この挙動で実際に試してみたところ、明らかにスピードが上がった生徒がいました。
感触を聞いてみたところ、やはり自分でもスピードが乗ったことに気づいたようです。
身体の使い方ひとつで自分の秘めたポテンシャル発揮出来るんだから。
こうなれば練習が確実に楽しくなる。
次回は、三戦立ちから四股立ちの入り方。
ここの加速方法について説明します。
【組手】
ステップの練習を最近続けてる。
土台となる下半身、ステップのスピード感を養うためにやってます。
流れるような軽やかな、リズミカルなステップを目指して。
入る瞬間にリキむと技の入りがバレるから下半身はしっかりタメを作り、上半身は逆に脱力です。
そのあとはペア練。
互いの拳サポが触れ合うラインまで近づき、片側はブザーに合わせ刻み突き一択。
もう一人はバックステップとともにパーリング。
バックステップ側。
これは如何に相手の攻撃に反応して距離を保てるかが練習の目的。
ブザーが鳴った瞬間、下がってる子がいたが意図を正しく理解しないとね。
フットワークとこのペア練だけで40分弱続けました。
ラストはブザー無しの真剣勝負。
フェイントあり、プレスあり。
本気のフルスピードの突きを5㎝手前でコントロール。
本気でやるからこそ、緊張感芽生えるし上達する。
これにバックステップ側は一歩踏み込んでの逆上で返しを加えました。
基本も形も組手も良い練習出来たと思います。



























